エアコン暖房が効かないのは冷媒ガス漏れ?5分で原因を切り分けて、失敗しない修理依頼まで全解説!
エアコンの暖房をつけているのに、部屋が全然暖まらない。風がぬるい。むしろ寒い…。
実はエアコンは、冷媒ガスが足りないと冷房ばかりか暖房も弱くなります。でも、エアコンの暖房が効かない原因はガスだけじゃありません。霜取り運転や設定ミスなど故障ではないケースも意外と多いです。
この記事では、工具なしでできるエアコン5分チェックで原因を切り分け、ガス不足(ガス漏れ)が疑わしいときに損しない頼み方まで初心者にもわかりやすく説明しました。今日の寒さを乗り切りつつ、再発しない直し方に進みましょう。
この記事のポイントは?
なぜガス不足(冷媒漏れ)のエアコンは暖房が効かない?

エアコンの冷媒ガスが足りないと、暖房も冷房も弱くなります。
冷媒ガスは、エアコンの中でぐるぐる回って、熱を運ぶ役割をしています。コンロのガスのような燃える燃料ではありません。
運び屋であるガスが少なくなると、当然運べる熱が減って、暖房が弱くなります。なので「設定温度を上げても温風が弱い」「ずっと運転しても部屋が暖まらない」なら、ガス不足が原因の候補に上がります。
暖房だけ弱いなら霜取りや設定の可能性も残りますが、冷房も弱いとなると冷媒不足の疑いが強くなります。
と言っても、季節的に冷房を試せない場合も多いでしょう。「送風が弱い」「室外機の動きが変」など他のサインと合わせて判断すると判断しやすくなります。
エアコンのガス(冷媒)は自然に減る?
冷媒は本来、密閉された回路を循環する設計なので、使っているうちに自然に減るものではありません。もし足りなくなっているなら、どこかで漏れている可能性が高いです。
ですから、漏れを直さずに補充だけしても、また同じことが起きます。
エアコンで暖かくならない原因がガス不足か切り分ける5分チェック手順

エアコン暖房が効かないとき、いきなり「ガスだ!」と決めつけると、余計な出費や遠回りになりがちです。ここでは工具も専門知識もいらない範囲で、いま急いでやるべき確認を5分で終わらせます。
チェックしながらスマホで写真を撮っておくと、業者へ相談するときの話が早くなり、見積もりの精度が上がります。
室外機は動いている?
まずは室外機です。暖房運転では室外機が外の空気から熱を集めるので、ここが詰まってしまうと一気に効きが落ちます。
確認するのは以下の範囲だけで大丈夫です。
- 室外機の前後に段ボール・植木鉢・雪・ゴミ袋などが置かれていないか
- 吹き出し口が霜・雪・落ち葉でふさがっていないか
- 運転中にファンが回っているか(ずっと止まっているなら要注意)
室外機がぎゅうぎゅうの場所に置かれていると、暖房のパワーが出にくくなります。物をどけて暖房が復活するなら、ガス漏れではなく環境要因の可能性が高めです。
ただし、室外機をズルっと動かすと、配管接続部に負担がかかります。掃除や除雪をする際には、持ち上げたり引っ張ったりしないでください。
霜取り運転の可能性は?
冬に暖房のためにエアコンを使っていると、霜取り運転モードに入ることがあります。霜取り運転中は、室外機についた霜を溶かすため、温風が止まったり、ぬるくなったりします。
見分けるコツは、止まっても数分後に戻るかです。
- 止まる→数分後に復帰を繰り返す:霜取り運転の可能性が高い
- ずっとぬるい・戻らない:次のチェックへ進む
霜取り中はだいたい3〜10分ほど温風が出にくくなることがあります。「点滅している」「しばらくしたら再開する」なら、まずは落ち着いて待つのが正解です。
リモコン設定の見落としない?
意外と多いのが、冷房モードのままだった、温度設定が低い、風向きが上向き固定…といったリモコンでできる設定系の見落としです。エアコンは、本体センサーで計測している室温が設定温度に近づくと、暖めすぎ防止で温風が弱くなることもあります。
設定温度を少し上げて温風が復活するなら、ガス漏れや他の故障ではない可能性が高いです。
風向きが上向きのままになっていて、天井付近ばかり温めていることも意外に多い原因です。一度リモコンで、ルーバーの角度を下向き(または全自動)にしてみてください。
フィルターつまりで風量が落ちてない?
エアコンで部屋が暖まらない原因で、実は多いのがフィルターつまりによる風量低下です。フィルターがつまると温風の勢いが弱くなり、部屋全体に熱が届きません。
まずは、フィルターを掃除してください。そのあとに、次の2点をチェックしてください。
- 暖房の温度設定をいつもより2〜3℃上げる
- 風量を自動→強めに変える
これで温風が明らかに強くなるなら、ガスよりも空気の流れが原因だった可能性が高いです。
冷房は効く?(試せるなら)
もし季節的に可能なら、短時間だけ冷房も試すのが切り分け方法としては効果的です。冷媒(ガス)が足りないと、暖房も冷房も熱を運ぶ力が落ちるので両方弱くなりやすいからです。
- 暖房だけ弱い:霜取り・設定・風量・環境要因も濃厚
- 暖房も冷房も弱い:冷媒不足(漏れ)の疑いが上がる
ただし、本当に寒い日は冷房が効いているか、冷風が出ているのかの判断は意外に難しいです
冷房を試せない(試したくない)場合は、次の兆候をセットで見ます。
室外機・配管でガス漏れのサインない?
家庭でできる範囲の冷媒ガス漏れを疑うべきサインとしては、次のようなものがあります。
- 配管や接続部に油がにじんだ跡がある
- 室外機の熱交換器に霜が異常につく
- 以前より運転音が不安定に感じる
業務用向けの点検項目でも、油にじみや霜付きは漏えいの徴候として挙げられています。ただし、これだけで確定はできないので「疑い度を上げる材料」として使うのがちょうどいいです。
こうした変化が重なるなら、業者相談の価値が出てきます。
暖まりにくい部屋状況?
暖かい空気は上に溜まります。つまり、エアコンがどれだけ頑張っていても、足元が寒いと「効いてない」と感じやすいです。
安定がよい椅子や踏み台の上に立って、天井付近の空気の温度をチェックしてみてください。
もし、天井付近と床近くの気温が大きく違うようであれば、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると体感が一気に変わります。
写真を撮っておく
問い合わせ前に、以下をスマホで撮っておくと業者連絡の際に役立ちます。
- 室内機の型番ラベル(側面や底面)
- リモコン表示(温度・モード・エラー表示)
- 室外機全体と周囲のスペース
- 配管の接続部(見える範囲)
これだけで「訪問してから説明が長い」「追加料金の理由が曖昧」みたいなモヤモヤが減りやすくなります。
ガスの補充だけで暖房は直る?直らない?

冷媒ガスの不足が原因である可能性が高いとき、ガスの補充だけで直ることもありまするが、残念なことに直らないことも多いです。理由は、冷媒ガスは本来減らない前提のものだからです。
減ったなら、どこかで漏れている可能性が高く、漏れを直さずにガスを補充しても再発するだけです。
ここではどんなときに補充で済みやすく、どんなときに補充だけではダメなのかを整理します。
ほぼガス補充だけで済むケース
冷媒ガスの補充だけで直りやすいのは、工事時の不注意で生じることがある接続部からの微小な漏れなどです。例えば、設置から数年以内で起きた不調や、配管接続部が原因のケースは修理の方向性が立ちやすいです。
ただし、この場合でも軽微な補修が必要になるケースがほとんどで、以下の流れが基本です。
- 漏れの修理
- 真空引き
- 規定量まで充填
漏れ原因が残っていることが多いので、補充だけで済ますと時間とともに冷媒ガスが抜けていき、暖房の効きも徐々に弱くなっていきます。
補充だけでは終わらない内部腐食・部品不良・繰り返し再発
厄介なのは、室内機・室外機の内部で冷媒漏れが起きている場合です。ここは部品交換や、本体の状態次第で対応が変わります。
特に注意したいのは次のパターンです。
- 補充しても短期間でまた効かなくなる
- 長年使っていて突然ぬるくなった
- 冷房も暖房もどちらも弱い
この状態で補充だけを繰り返しても、すぐにガスが漏れ、暖房が効かなくなります。
市販スプレーでのガス補充は危険
冷媒ガスの充填は、量・圧力・空気や水分の混入を管理して行う必要があります。自己流DIYでガスの重点を行うと、直らないどころか不具合箇所を広げるリスクが増えます。
もし冷媒ガス漏れが原因である可能性があるなら、解決への最短ルートはエアコン工事業者に任せることです。
エアコンの冷媒回り修理費用の目安は?

エアコン修理の費用は、同じ暖房が効かない症状でも幅が出ます。原因が霜取りや設定ならほぼ0円で済みますが、冷媒漏れが関係してくると作業内容が増えます。
ここで大事なのは、見積金額が「何を含んでいるか」を正確に把握することです。
冷媒ガス関連の修理で金額差が出やすい項目は?
冷媒ガス不足に関連する修理は、主に次の要素で変動します。
- 漏れ箇所が見つけやすいか(配管接続部など)
- 修理が部品交換を伴うか
- 高所作業・搬出など特殊な作業環境が必要か
上記の状況によって金額の幅が出るのは珍しくありません。重要なのは、説明の筋が一貫しているかどうかです。
軽微な対応なら1.5万〜5万円がひとつのライン
一般的な目安として、点検から漏れ対応、充填まで含めて15,000〜50,000円程度が平均的な相場です。
ただし、内部部品交換や特殊条件が必要になると見積が上がります。内訳を見て、修理内容が妥当か、不要な項目がないかを見た方が判断しやすいです。
見積で必ず見たい内訳
冷媒系の見積は、以下の3点が見える形でもらいましょう。
- 点検費(原因の確認)
- 漏れ箇所の修理(どこをどう直すか)
- 冷媒充填(規定量に戻す)
もし、見積もりが「ガス補充一式」だけでは、漏れの修理が入っていない可能性があります。再発が怖い人ほど、修理工事が含まれているか、必要ないのかを確認してください。
明確に答えてくれる業者は、コミュニケーション面でも安心しやすいですし、実力のほどもわかります。
見積もり段階で信頼できなさそうな業者は、「家族と相談して再度ご連絡させていただきます。」と告げて帰ってもらって構いません。
追加料金が出やすいポイント
見積から増えるのは、だいたい現場で増える作業が原因です。よくある追加工事の原因は以下です。
- 配管が特殊で作業が難しい
- 室外機が高所・狭所で安全対策が必要
- 部品交換が必要になり取り寄せが入る
最初の問い合わせで設置状況を写真や動画で業者に送っておくと、こうした後からのズレの可能性は減ります。また、電話連絡や現場見積の時点で、起こる可能性のある状況について丁寧に説明してくれる業者は、信頼できる業者である可能性が高いです。
ただし、エアコン工事は「開けてみるまで分からない」ことも多いので、追加料金が出ること自体は悪いことではありません。
10年超なら修理継続か買い替えか
10年以上使っているエアコンは、修理しても別の箇所が続くことがあります。判断の目安は、一回の修理費ではなく、再発しそうかです。
例えば、内部の高額部品交換が必要だったり、何度も冷媒が抜ける状況なら、本体買い替えの検討が必要になってきます。迷うなら、修理見積と買い替え見積を並べて比較すると納得して決めやすいです。
どこに頼むのが正解?メーカー・量販店・地元の電気工事会社の違い

暖房が効かないトラブルは、原因が1つに決まらないからこそ、依頼先で満足度が変わります。結論としては、以下のどれが合うかを状況で選ぶのが最適です。
- 安心のメーカー
- 窓口が楽な量販店
- スピードと現場力が強い地元の電気工事会社
特に今回は今困っている人が多いテーマなので、日程の早さと説明の分かりやすさが重要になります。
メーカー修理:純正対応の安心感が強い、ただし繁忙期は日程が読みにくい
メーカー修理の強みは、純正部品での対応や手順の安定感です。価格の説明も(割高ですが)標準化されていて、安心できると感じる人も多いのではないでしょうか。
一方で冬場は依頼が集中しやすく、予約が取りづらいことがあります。
暖房のトラブルは今日明日のご家族の生活に大きく響きます。メーカー修理一本に絞ってしまうと、解決までの時間が長引くことが多いので、並行で別ルートも検討すると安心です。
量販店・ホームセンター:実作業は委託が多い
量販店は購入履歴があったり、窓口が分かりやすかったりして、心理的ハードルが低いのが魅力です。
ただ、修理や工事は提携業者が来るケースが多いです。結局は地元の電気工事業者が工事を行い、そこにマージンが乗って請求されます。
手配等行ってくれる分のマージンが乗ること自体は仕方ないとして、見積内容の確認はメーカー修理以上にしっかり行いましょう。
さらに、当日の量販店やホームセンターの担当者によって、説明の分かりやすさ、またこちらの説明の理解力が大きく変わることがあります。
地元の電気工事会社:早い・融通が利く・現場判断が強い
地元の電気工事会社は、近所で動けるので日程が合いやすく、スピード解決につながりやすいです。現場での判断も速く、設置環境に合わせて「ここを改善すると効きが変わる」など、生活目線の提案が出ることもあります。
ただし、業者ごとに実力差が大きいので、業者選びは重要になってきます。
特に冷媒ガス漏れが原因の場合は、ガスの補充だけで終わらせない姿勢が大事なので、説明と点検を丁寧に行ってくれるな会社を選ぶと再発リスクを減らせます。
あなたに合う依頼先の選び方早見表
迷うときは状況で決めると外しにくいです。
- 保証・純正にこだわりたい:メーカー修理
- 購入先がそこで店舗独自の保証に入っている:量販店・ホームセンター
- 早く来てほしい/現場で柔軟に見てほしい:地元の電気工事会社
いま困っている人ほど、最初から1社に賭けるより、比較して決めた方が納得しやすいです。「エアコン業者選びのセーフリー」なら、地域の電気工事会社をまとめて探して問い合わせできるので、急ぎのときに相性がいい選択肢になります。
エアコン修理業者に連絡するとき、これだけ伝えると話が早い(テンプレ付き)

問い合わせで損しないコツは、短くても情報を揃えることです。職人さん側も材料が増えるほど判断が速くなり、余計な訪問や追加料金が減ります。
電話/フォームで伝える項目チェックリスト
このままコピペで使えます。
- メーカー・型番(分かれば)
- 設置年(だいたいでOK)
- 暖房が効かない症状(ぬるい/寒い/風が弱い)
- 冷房も弱いかどうか
- 霜取りっぽい動きがあるか
- エラー表示の有無
- 室外機の設置状況(狭い、雪、物が近い)
業者に聞くべき4つの質問
ここで損しないために、以下の4つを聞いてください。言い方もそのまま使えます。
- 漏れがある場合、漏れの場所の特定と修理までできますか?
- 作業は補充だけですか?修理とセットですか?
- 見積の内訳に点検・修理・充填量は出ますか?
- 再発した場合の対応方針はどうなりますか?
良い業者ほど、専門用語を並べずに「どこが悪くて、どう直して、なぜその費用か」を短く説明してくれます。ここが曖昧なときは、比較して決めた方が安心です。
まとめ
エアコン暖房が効かないとき、まずは霜取り運転・設定・フィルター・室外機環境を順番に確認するとムダが減ります。
それでも改善しない、冷房も弱い、油にじみなどのサインがあるなら、冷媒ガス不足(漏れ)の可能性が上がります。
漏れ箇所の特定と修理をしてから規定量に戻す流れが、再発を防ぐ近道です。
「どこに頼むか」で迷ったら、「エアコン業者選びのセーフリー」を使って地域の電気工事会社を比較し、症状をまとめて問い合わせしてみてください。
クチコミからおすすめのエアコン修理業者が選べる「エアコン業者選びのセーフリー」が、あなたの不安を「安心」に変えるお手伝いをできることを願っています。
故障の診断、修理、あるいは買い替えの相談まで安心して任せられるパートナー探しに、ぜひ「エアコン業者選びのセーフリー」をお役立てください。
よくある質問
エアコン暖房が効かないとき、まず何を確認すればいい?
まずは故障以外の原因を潰すのが近道です
- 霜取り運転(一時的に温風が止まる)
- 設定(暖房/温度/風向き)
- フィルター汚れ
- 室外機まわり(雪や物で塞がり)
ガス不足(冷媒漏れ)だとどんな症状が出る?
冷媒が足りないと熱を運べず、暖房も冷房も弱くなりやすいです
- 設定温度を上げてもぬるい風
- 長時間運転しても部屋が暖まらない
- 冷房も弱い/効きが悪い
業者に頼むとき、ぼったくられないためのコツは?
「ガス補充だけ」にならないよう、見積の形を確認するのが有効です。漏れの特定→修理→規定量充填まで説明できる業者は安心。「エアコン業者選びのセーフリー」なら地域の電気工事会社へまとめて相談でき、比較もしやすいです。
修理と買い替え、どっちが得か迷う…判断基準は?
目安は「使用年数」と「修理内容」です。10年超で内部部品交換や再発が続くなら買い替えが有利になりやすいです。「エアコン業者選びのセーフリー」で修理見積と交換見積を並べると、納得して決めやすくなります。
